捕物小説を書いてみたい、出版したいという作家の皆様へ
近年は中間小説誌も減り、ましてや捕物小説はほとんど発表の場が無いのでは?とも思われる状況となっています。
さらに出版界は冒険をしなくなっていますから、売れている作家さんの本は次々に出しても、そうでなければ重版未定のまま放置されます。新人の作品発表の機会も少ないでしょう。
弊社はこれまで主に昭和に発表されたまま、近年は絶版状態になっている作品を掘り起こして刊行してまいりましたが、これに加えて、今年からは、新作、あるいは近作で絶版状態の作品にも門戸を開こうと考えました。発表の場が見つからずに思い悩んでいる作家の皆さん、是非、お問い合わせください。
1.作品の時代背景は明治初期以前とします。時代考証は十分にご配慮ください。基本的には「捕物」がテーマですが、主人公は御用聞きには限定しません。ジャンル的には時代ミステリーに近いものでも可とします。
2.翻案小説も可としますが、原作は著作権が切れている古典的な作品としてください。
3.近年出版されて重版未定となっている本の出版を望まれる作家様の場合には、当該書籍の出版権契約をクリアしていただく必要がございます。
4.応募作品の出版を確約するものではございません。内容を拝読し、数名の書評家の方などの御意見などを参考にした上で、出版の採否を決定させていただきます。
5.短編連作、長編の別は問いませんが、単行本として刊行することから、おおむね400字詰め原稿用紙換算で500枚以上800枚以下を目処としていただきたく存じます。
6.出版権は設定いたしません。著作物使用許可契約となります。著作物使用料は書籍の税込定価の10%とします。なお、プリント・オン・デマンドの出版形態のため、電子書籍と同様に出版部数の事前の設定はございません。販売高に応じた半期ごとの著作物使用料のお支払いとなります。
7.出版形態はA5判、ソフトカバーで、Amazon、楽天ブックス、hontoの通信販売と、全国の三省堂書店、丸善・ジュンク堂書店店頭での注文・取り寄せとなります。
8.原稿はwordで清書したデジタルデータでお送りください。なお、近年出版されて重版未定となっている本の復版に関しましては、書籍名をご連絡ください。
捕物出版 mail@torimono.jp